GPSなどの宇宙利用システムへの影響

 

今や日常生活に欠かせないカーナビや携帯電話ですが、その位置情報に欠かせないのがGPS(グローバル・ポジショニング・システム : 全地球測位システム)衛星からの信号です。またBS(放送衛星)やCS(通信衛星)でも人工衛星が使われていて、今後ますます衛星利用の度合いは高まっていくでしょう。

これらの衛星からの信号は超高層大気を通り抜けてきますが、この超高層大気で起こる乱れのために衛星からの信号が使用できなくなることがあります。今回の観測では、こうした乱れがいつ、どこで、どのように起こるかを詳しく撮像することでその乱れの謎を明らかにします。